Craft Garden

1993年生まれのゆとり世代の僕が、アニメや映画、読んだ本の感想や、社会に対する不満などを書いてます。

アニメ『結城友奈は勇者である』1話~9話までの個人的見解

こういったものは最終回を終えてから書く方がよいのでしょうが、
現在TBS系列で放送中のアニメ『結城友奈は勇者である』の1話~9話までの個人的な感想みたいなものをちょっと書いておこうと思います。

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この『結城友奈は勇者である』最近少しずつ話題になってきているようで。

僕はこのアニメ、1話から見つづけているんですが、タイトルからして始まる前までは「なんか日常系アニメっぽいなー」とか思っていました。タイトルからして僕が好きなタイプのアニメじゃないんだけど、三森すずこさんがCVをやっているということで見始めたこのアニメ。

しかし僕は良い意味で期待を裏切られました。僕の大好きなアニメである『新世紀エヴァンゲリオン』や『魔法少女 まどか☆マギカ』を想起させるようなアニメだったのであります。

ではどういった内容なのか(以下ネタバレ注意。できるだけネタバレしない範囲で書きますが)

中学生の少女4人(後に一人加わる)が、所属する部活の「勇者部」で郊外活動に励み、平穏な日々を送っていたのですが、4人のスマートフォンから突然鳴り出したアラームとともにその日常は変化します。
4人はスマートフォンのアラームが鳴ったあと、この世界で崇めらている「神樹様」の作り出す「樹海」という名の結界の中で、人類の敵、「バーテックス」(エヴァの使徒のようなもの)から人類を守るために神樹の勇者となって戦うというお話。

僕はこのアニメの1話を見たとき「まどマギのパクリにしか思えないけど、面白いしいいアニメだなー。少なくとも今季では一番面白いかも」くらいの感じで見ておりました。(今季とは言ってもアニオタを名乗るほどのアニメ好きではないので1クールごとに多くても3、4本ほどしか見ないのだが)

実際に1話終了後、Twitter上では「まどマギのパクリ」「エヴァのパクリ」といった呟きばかりが並んでおりました。このときまでは僕もそれらに対する異論は持っておりませんでした。何か新しい感じはしなかったし。

しかしこのアニメは5話以降の展開で先に述べた2作品とは違った面白さがでてきました。
その面白さというのは、5話で少女たちがバーテックスと戦う際に使用した「満開」(ドラゴンボールで云う超サイヤ人的なもの)というものを使うと、身体のどこかに何かしらの異常をきたすというもの。

この満開による後遺症について5話以降は話が進んでいくのですが、話の内容が残酷そのもの。
特に8話ではその残酷さがよく表れていたと思います。
はっきりいって、みていて胸が詰まりそうになるし、現に8話と9話では涙を流しながら見ていました(笑)

特に8話では本作品の2年前の物語にあたり、『電撃G's magazine』14年6月号より連載中のイラストノベル『鷲尾須美は勇者である』と繋がり、より一層と面白味が増してきました。『鷲尾須美は勇者である』は主人公による回顧録のような感じなのですが、検閲により、一部の記述が黒塗りとなっていて不気味です。

9話ではその後遺症が治らないということを知り、勇者部5人それぞれに様々な思いが生まれます。


しかしこのアニメ本当によくできてるなと(笑)

極力勇者部の5人以外の人物を映さないようにしたり(特に大人)、8話以降では大人は顔すら映らず声のみ。
個人的には、いつの世も大人の身勝手の犠牲になる子供たちの大人への不信感を描いているのかなと思っているのですが。
さらに日本における共同体主義的なものを感じ取れたり、OPの主題歌もよく聴いてみると、歌詞がアニメの物語に沿っていていろいろと考えさせられたり、宗教的なものが入り込んでいて本当に面白い。

これから勇者部の5人はどうやって理不尽に立ち向かっていくのか。最終回まで目が離せません。

最終回終了後、また感想でも書こうと思います。