Craft Garden

1993年生まれのゆとり世代の僕が、アニメや映画、読んだ本の感想や、社会に対する不満などを書いてます。

『乃木若葉は勇者である』第1話を読み終えての感想 【ネタバレ含む】

※この記事はネタバレを含みます。


ずっとずっと楽しみに待っていた『乃木若葉は勇者である』のイラストノベルの連載がついに『電撃G's magazine 』9月号より始まりました!yushadearu.jp


『乃木若葉は勇者である』は『鷲尾須美は勇者である』や、アニメ化もされた『結城友奈は勇者である』などの「勇者であるシリーズ」の3作目になります。
決してアニヲタではない僕が、その謎めいた世界観と予想外の展開にのめり込んで、今まで見てきたアニメの中で最も大好きな作品になった『結城友奈は勇者である』の300年前の話ということでずっと楽しみに待っていました。
企画原案は「勇者であるシリーズ」ではお馴染みのタカヒロ氏。シナリオ執筆は『アルスラーン戦記』の脚本などを担当している朱白あおいさん。そしてイラストを描くのは「勇者であるシリーズ」ではお馴染みのBUNBUNさん。

『乃木若葉』を読むことで、『結城友奈』や『鷲尾須美』で未だ明らかになっていない謎が明らかにされるそう。

『乃木若葉は勇者である』の舞台は『結城友奈は勇者である』の世界より300年前の西暦の時代が舞台です。2015年〜2018年の設定。
『結城友奈』の時代の300年前に香川県以外の世界は消滅していますのでそのことも明らかにされることかと思います。
そして主人公の乃木若葉は『結城友奈』や『鷲尾須美』でも登場する乃木園子のご先祖様です。


それでは第1話「芽出」を読み終えての感想を。


一言で言うととにかくヘビー。(笑)
いきなりこんなにヘビーでいいのかと(笑)とはいえこれこそが「勇者であるシリーズ」。
それと『乃木若葉は勇者である』を読む前に、『結城友奈は勇者である ビジュアルファンブック』の書き下ろしイラストノベル『二冊目の勇者御記』を読んでから読んだ方が面白く感じるのではないかなと思います。


1話での主な登場人物は乃木若葉と上里ひなたの2人。乃木若葉は生真面目な学級委員長。口調からもぽやぁ〜としている園子の先祖であることが全く感じられない(笑)上里ひなたは若葉の親友です。
この2人が2015年7月30日の小学5年の時に、島根県に修学旅行へ行った際に強い地震に見舞われ、島根県にある神社の神楽殿に避難しているところから物語は始まります。この神社というのが「勇者であるシリーズ」っぽいですね。

それで避難先の神社でクラスメイトと話をしているところに、人類の敵であるバーテックスが空から降ってきます。この時がバーテックスが人類の前に初めて姿を現したのだと思われます。
バーテックスが神楽殿にいる人間達を喰らい、バーテックスの口は人の血で赤く染まり、巨体の下には食い残した人間の欠片が散乱していると書かれています。そこには若葉のクラスメイトの変わり果てた姿も。バーテックスって人間を食べるんですね…

若葉がクラスメイトを殺された怒りにバーテックスに立ち向かっていくも吹っ飛ばされます。しかし若葉は壊れた祭壇の中に錆び付いた古い刀と鞘を見つけ、それを手に取ると若葉に何かしらの力が宿ります。勇者システム的なものでしょうか?手に取った錆び付いた古い刀にも何かしらの力が宿り輝き出す。その刀の名は《生大刀》。生大刀は日本書紀の中でも登場する大穴牟遅の刀と何か関係があるのかな?少なくともモデルであることは間違いないでしょう。多分表紙で若葉が手にしているのが生大刀かと。
しかしこの生大刀の持つ力が凄い。バーテックスを一振りで消滅させます。なんか『結城友奈』や『鷲尾須美』で登場する武器より強そうなんですが(笑)
ただ『結城友奈』でも描かれてましたが、バーテックスには学習能力があるようで生大刀を持つ若葉には勝てないと思い、無数のバーテックスが集合し一匹の巨大なバーテックスに。イラストを見たところ、『結城友奈』で登場したバーテックスにはない形状をしていますね。
そのバーテックスを前に怯む若葉ですが、上里ひなたが神の声が聞こえるとかで人々を安全な所へと誘導。タカヒロ氏曰く、ひなたに宿った力は勇者システム的な戦うためのものでははく、『結城友奈』の世界観において重要な巫女の力だそう。

そして神の声が聞こえるというひなたの先導のもと何日も歩き続け故郷の香川へ。四国や長野の一部がバーテックスの進行から免れて、その他の世界は全てバーテックスの支配下に。
それから一気に表紙と同じ若葉が丸亀城の石垣の上に立つ3年後の2018年7月30日の世界へと舞台は移ります。

神の力を使う「勇者」である若葉。神の声を聞く「巫女」であるひなた。2人がバーテックスに報いを受けさせ、奪われた世界を取り戻すと誓い第1話は終了。


しかし若葉は相当な勇気の持ち主ですな(笑)僕なら完全に逃げますよww

しかしまだまだ謎だらけ。
300年後の世界に神社は存在せず、神樹信仰が主になっていますが、神道的なものがどうやって神樹信仰になっていくのか、なぜ神樹信仰になったのかこれからわかってくるかもしれません。
そしてこの西暦の世界では『鷲尾須美』や『結城友奈』の世界と違って、人類が勇者とバーテックスの存在を知っています。それがどうして300年後には人々の記憶から消えてしまったのか。
また『乃木若葉』の世界では『結城友奈』や『鷲尾須美』でも出てくる謎だらけですが権力を持つ大赦という組織が登場していません。乃木家が大赦においても格式が高いだけに気になります。おそらく今後の展開で徐々に明らかにされるかと。

そして登場人物他に4人いるそうですが、若葉とひなた、そしてこの間発表された群千景以外の情報が出ていません。他の登場人物はどんなキャラクターなのか、これからの発表が楽しみです。

若葉とひなたはバーテックスから世界を取り戻すといったものの、本当に取り戻せるんでしょうか?また取り戻せたとしてもどういう形で取り戻すのか。『鷲尾須美』や『結城友奈』を見た感じだと取り戻せたともとれるし取り戻せなかったともとれるし…
ともあれ絶望エンドであることはほぼ確定していることでしょう。

しかし第1話から本当に面白かったです。
これから毎月『乃木若葉』を読めることが楽しみですね。

BUNBUNさんの描くイラストも透明感があっていいですね。若葉ちゃんめちゃくちゃ可愛いし。「勇者であるシリーズ」では園子推しなだけに園子に似ている若葉もすごく僕好みです(笑)

本当にこれからどう展開していくのか楽しみです!