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1993年生まれのゆとり世代の僕が、アニメや映画、読んだ本の感想や、社会に対する不満などを書いてます。

教員の労働問題ーブラック部活は日本全体の労働問題に直結している


教員の部活指導によるブラックな労働問題についてのニュース

 「ブラック部活」がつらい…生徒より教員の負担重く 指導は仕事? それともボランティア?
産経新聞 10月1日

「部活がつらい」-。このセリフが生徒ではなく、教員側からも聞こえてくるようになった。過度な部活動指導に起因する教員の長時間労働が問題となり、「ブラック部活」という言葉も生まれている。一部の教員は顧問を引き受けるかどうかの選択権を求める署名活動を開始。文部科学省も負担軽減策を打ち出した。政府は「働き方改革」に取り組んでいるが、今まで見過ごされてきた教員と部活動のあり方も問われはじめている。(木下慧人)

 神奈川県内の20代の女性教諭は、外が薄暗い午前5時ごろに起床する。6時半には登校し、顧問を務める吹奏楽部の朝練に参加。授業後の放課後も吹奏楽部の指導に当たり、生徒が下校してから採点などの業務を行う。担任するクラスの生徒が休んだり問題を起こしたりすれば、家庭へ電話することも必要だ。帰宅が午後11時ごろになることも多い。

 休日にも練習や大会が入るため、1日も休めない月がある。練習を減らそうにも、休むと生徒の実力が落ちる上、保護者からクレームも寄せられる。「拘束時間が長く、本業の授業や学級運営まで手が回らない」と悲鳴を上げる。

 こうした現状に教員側も立ち上がった。昨年12月に教員6人が「部活問題対策プロジェクト」を設立。顧問を引き受けるかどうかの選択権などを求めてホームページで署名活動を開始した。反響は大きく、8月には2万8222件分の署名を集め、文科省に提出。現在も署名を集めている。

この問題は昔から言われていますけど、かなり深刻な問題だと思うわけです。

僕は教師という連中のほとんどは一切信用に値しない人間達だと思ってはいるものの、それと労働問題はまた別で、これは改善していく必要があるのではないかと思います。

土日の部活指導は給料は最低賃金を下回ることがほとんどの上に、色んな出費(試合に行く際の交通費等)は自腹でまさにブラック。


しかしこの問題、そう簡単には解決しないように思います。

というのも部活指導をしている教員、特に運動部の教員は「好きで指導している」教員が多くいるのも実際のところで"部活動=子供たちにとって善いものw"思っている教員が非常に多い。

こういう状況だと子供たちにとって善きものであるとされる部活指導をしない教員はいかがなものかという空気が蔓延してしまう。

そして本音では部活指導をしたくなくても「周りの教員たちもやっているのだから」という日本特有の場の空気による意思決定がなされてしまう。

これって教員だけではなくて、基本的に集団主義的な日本社会全体に言えることだと思うんですよね。本音は違っても場の空気による意思決定がなされてしまうっていう。


いくらブラック企業などが問題になったところでサービス残業長時間労働などのブラック労働問題が一向に解決しないのと同じで、教員のブラック部活問題は精神論を振りかざす老害教師や変にやる気だけはあるような教師が一定数いる限り解決しないように思います。


そして教師は「子供は部活をやりたい」ものだと勘違いしているようにも思います。

実際部活をしている子供たちで本当に部活をしたい子供たちってどれくらいいるんだろうか。

教育社会学者の内田良氏の著書『教育という病』に掲載されている調査結果によれば、一週間における部活動の日数は5日以下が良いと6割の子供たちが回答しています。


もうなんというかここまでして部活をする必要があるのだろうかと思ってしまう。

部活に限らず本当にやりたいやつだけがやればいいっていう世の中になればいいのに。

本当に日本という社会全体が嫌になります。