Craft Garden

1993年生まれのゆとり世代の僕が、アニメや映画、読んだ本の感想や、社会に対する不満などを書いてます。

【戦争漫画】『ペリリュー 楽園のゲルニカ』/3頭身の可愛らしい兵隊さんで描くペリリュー島の戦い

大東亜戦争の激戦地であるペリリュー島での戦いを描いた武田一義先生の漫画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』という漫画が非常に素晴らしい!

今まで戦争を題材にしたいろんな漫画を読んできましたが、この漫画程多くの人に読んで貰いたいと思った戦争漫画は初めてかもしれない。

現在もヤングアニマルで連載中とのこと。

第46回 日本漫画家協会賞【優秀賞】を受賞されています。

日米が激戦を繰り広げたペリリュー島の戦いとは?

2015年に天皇皇后両陛下の慰霊訪問で話題となったペリリュー島。

日本から直線距離にして南におよそ3200キロの地点にある小さなサンゴ礁の島です。

この小さな島を守るために、我々の先人達は米海兵隊と激戦を繰り広げました。

この戦いに関しては2年前に一度記事にしているので、詳しく知りたい方は是非そちらを参照にしてください。

www.craftgarden2.com

さらに詳しく知りたい方は、『ペリリュー・沖縄戦記』という戦いに赴いた元海兵隊員の著書も是非読まれてください。


可愛らしい絵と柔らかい表現で戦争の悲惨さを描いている

話を漫画に戻します。

本作は3頭身の非常に可愛らしい兵隊さんの絵で描かれています。

だからこそペリリューの戦いがいかに悲惨で地獄であったかが一層際立っているような気がします。

絵と内容とのギャップが凄い。

だけど戦場の中のちょっとした和やかなシーンなんかも多く描かれていたりして読んでてほっこりするようなところもあって、この漫画はそこが本当に素晴らしい。

そしてイデオロギー的なものが一切なく、説教臭くもない。

この可愛らしい絵のおかげで、普段この手の漫画を読まない人にも手に取ってもらいやすいのではないかと思います。

去年は『この世界の片隅に』が話題になりましたが、今年はこの『ペリリュー 楽園のゲルニカ』がもっと話題になって、多くの人に読んで貰えたらいいなと思います。